老人ホームとグループホームの違いとは?

高齢者の介護施設にはさまざまな種類がありますが、その中でも 「老人ホーム」「グループホーム」 は混同されやすい施設です。この記事では、それぞれの特徴や違いについて詳しく解説します。


1. 老人ホームとは?

老人ホームは、高齢者が安心して生活できるように 介護や生活支援を提供する施設 です。種類によって提供されるサービスや対象者が異なります。

【主な種類】

特別養護老人ホーム(特養)

  • 公的施設で要介護3以上の人が対象
  • 低コストで長期入居可能

介護付き有料老人ホーム

  • 介護サービスが充実している民間施設
  • 介護度が高くても入居しやすい

住宅型有料老人ホーム

  • 介護サービスは外部利用(訪問介護など)
  • 自立・要支援の人も入居可能

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

  • バリアフリー設計で高齢者向けの賃貸住宅
  • 必要に応じて介護サービスを受ける

2. グループホームとは?

グループホームは、 認知症の高齢者が少人数(5~9人)で共同生活を送る施設 です。介護スタッフが常駐し、家庭的な雰囲気の中で生活をサポートします。

【特徴】

対象は要支援2以上または要介護1以上で認知症の診断を受けた方
1ユニット5~9人の少人数制で家庭的な環境
できるだけ自立した生活を続けるための支援が中心


3. 老人ホームとグループホームの違い

項目 老人ホーム グループホーム
対象者 自立~要介護者(施設により異なる) 認知症の診断を受けた要支援2以上・要介護者
入居人数 大規模(数十~百人以上) 小規模(1ユニット5~9人)
生活環境 施設ごとに異なる 少人数制で家庭的な雰囲気
提供サービス 介護・医療・生活支援 認知症ケア・日常生活支援
費用 施設の種類やサービス内容による 介護保険適用で比較的安価

4. どちらを選ぶべき?

認知症があり、家庭的な環境で生活したい方グループホーム
認知症以外の要介護度が高い方や、医療ケアが必要な方特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホーム
比較的元気で自由な暮らしを続けたい方住宅型有料老人ホームやサ高住


まとめ

老人ホームとグループホームでは、対象者や提供サービスに違いがあります。どちらの施設が適しているかは、ご本人の 健康状態や生活スタイル、介護度、費用 などを考慮しながら選びましょう。

施設選びに迷った際は、 ケアマネージャーや地域包括支援センターに相談 するのもおすすめです。