
高齢化が進む日本では、認知症の方とその家族を支える「認知症ケア」の重要性がますます高まっています。
「認知症ケアって何をするの?」「どう関わればいいのか分からない」という声も多く聞かれます。
この記事では、「認知症ケアとは何か?」を基本から丁寧に解説し、
具体的な関わり方や家族が知っておきたいことを紹介します。
1. 認知症ケアとは?意味と目的を解説
「認知症ケア」と聞くと、専門的で難しそうな印象を持たれる方も少なくありません。
しかし本来の認知症ケアは、特別な知識や技術を持つ人だけのものではなく、誰もができる“思いやりのある関わり方”でもあります。
認知症ケア=“暮らしを支える”ケア
認知症ケアの最大の目的は、本人が安心して、その人らしい生活を続けられるように支援することです。
症状だけに目を向けるのではなく、「その人がどんなふうに生きてきたのか」「今、どんな気持ちでいるのか」といった背景を理解し、寄り添うことが基本です。
たとえば、
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「同じ話を繰り返す」=不安を訴えているサインかもしれない
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「財布を盗られたと訴える」=記憶の混乱と恐怖からの防衛反応かもしれない
表面的な行動だけを見るのではなく、“その奥にある気持ち”に目を向けることがケアの第一歩です。
医療だけでは完結しない、生活支援としてのケア
認知症は、根本的な治療法が確立されていない病気です。
そのため、医療と同じかそれ以上に大切なのが、**日々の生活の中で行われるケア(生活支援)**です。
認知症ケアには、以下のような目的があります:
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本人の自立支援(できることを活かす)
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精神的な安定と尊厳の保持
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問題行動の予防と対応
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家族の負担軽減
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社会的な孤立を防ぐつながりの支援
つまり、認知症ケアとは「できる限り、自分らしい暮らしを続けられるように支えること」であり、
それは病気と向き合いながら“人と人として関わる”営みともいえるのです。
家族・介護者・地域が“チーム”で支える
近年は、在宅介護の増加や地域包括ケアの推進により、
認知症ケアも医療や介護の専門職だけでなく、家族・地域住民・ボランティアなども含めた支え合いの体制が求められています。
「1人で抱える」のではなく、「みんなで支える」こと。
これが、持続可能な認知症ケアのかたちとして、今改めて注目されています。
認知症ケアとは“人を支えるケア”
認知症ケアとは、単に「介護すること」ではありません。
記憶を失っても、言葉が出にくくなっても、その人の尊厳や気持ちに寄り添うことが何よりの支援になります。
だからこそ、誰にでもできるケアがあり、
専門知識がなくても、「その人を大切に思う気持ち」が最も効果的な支援になるのです。
2. 認知症ケアの3つの基本的な考え方
認知症の症状は、人によって異なり、進行具合や性格、生活環境によっても対応が変わります。
ですが、どのような状況でも共通して大切にされているのが、「認知症ケアの基本的な考え方」です。
ここでは、現場でも家庭でもすぐに活かせる、3つの柱をご紹介します。
1)「できること」を尊重する 〜自立支援の視点〜
認知症になると、記憶力や判断力が低下し、日常生活にさまざまな支障が出ます。
しかし、すべてができなくなるわけではありません。
むしろ、「まだできること」「今も得意なこと」に目を向けることで、本人の自尊心を保ち、生活の質を維持することができます。
たとえば:
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洗濯物をたたむ、テーブルを拭く、料理を手伝う…
→ 手順を丁寧に伝えれば、案外できることも多いです。 -
歩けるうちは外出や買い物もOK
→ 転倒に気をつけつつ、「できた!」という達成感を大切に。
✅ “手伝ってあげる”のではなく、“一緒にやる”感覚を持ちましょう。
過剰な手助けは、かえって「できる力」を奪ってしまうこともあるので注意が必要です。
2)否定せず、受け入れる 〜安心を与える関わり〜
認知症の方は、現実と記憶の混同、時間や場所の認識のズレなどから、
「財布が盗まれた」「今日は子どもが帰ってくるはず」など、現実とは違うことを口にすることがあります。
このとき、「そんなことないでしょ」「もう亡くなったでしょ」などと事実で“正そう”とするのは逆効果になることがあります。
なぜなら:
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本人は“本気でそう信じている”ため、否定されると混乱・不安・怒りにつながりやすい
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「自分は信じてもらえない」という孤独感や劣等感を強くしてしまう
ではどうすれば?
→ まずは「気持ちを受け止める」ことが大切です。
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「そうなんだね」「心配だったね」と、感情に共感する
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話の流れをやさしくそらす(リダイレクト法)
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一緒に探してみるふりをすることで安心させる
現実の“正しさ”よりも、“安心できるかどうか”が優先されるのが認知症ケアの原則です。
3)「その人らしさ」を大切にする 〜人生を尊重するケア〜
認知症が進行しても、その人の人格や過去の経験はなくなりません。
趣味、性格、職歴、家族構成、価値観など…
「その人がどんな人生を歩んできたか」を理解して関わることで、安心感が大きく変わります。
具体例:
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元教師なら、読み書きの役割を任せてみる
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手芸が好きだった方には、糸巻きや編み物の材料を触ってもらう
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音楽好きな方には、昔の歌謡曲を一緒に聞く
これにより、
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「大切にされている」
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「自分の人生がここにある」
と感じることができ、不安や怒りが和らぐことが多いです。
基本の3つを意識するだけで、ケアは変わる
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できることを引き出す(自立支援)
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否定せず、気持ちに寄り添う(安心の関係性)
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その人の人生を尊重する(個別性のある関わり)
この3つを軸にケアを考えるだけで、認知症の方との日々がぐっと穏やかに、温かく変わっていきます。
3. 家族ができる認知症ケアのポイント
認知症ケアの中心には、日々一緒に過ごす家族の存在があります。
専門職の支援も大切ですが、家族の関わり方が、本人の安心感や生活の質に大きく影響します。
ここでは、家族が無理なく実践できる認知症ケアの具体的なポイントを解説していきます。
1)生活に「リズム」をつくる
認知症の方は、「今が朝か夜か」「ごはんを食べたかどうか」が分からなくなることがあります。
そのため、生活にリズムがあるだけで、混乱や不安が軽減されやすくなります。
実践例:
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起床・食事・入浴・就寝の時間を毎日なるべく一定に
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朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びる
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昼間に軽い散歩や体操など活動を入れて、夜眠りやすくする
「1日がなんとなく流れていく」よりも、「今日はこういう日だった」と感じられるほうが、安心につながります。
2)言葉+表情・しぐさで伝える
認知症が進むと、言葉だけで物事を理解するのが難しくなることがあります。
そのため、**表情や声のトーン、手ぶりも大切な“伝達手段”**です。
たとえば:
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笑顔で、やさしく、はっきりと話す
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身振りを交えて、「こっちに座ってね」など指差ししながら説明する
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正面から視線を合わせてゆっくり話す
相手が“感じ取る力”を活かせるように、言葉以外の要素を大切にしましょう。
3)失敗しても責めず、成功をほめる
認知症の方は、日常的な「できないこと」「うまくいかないこと」にたびたび直面しています。
このとき、「もう!」と怒ったり、注意したりするよりも、できたときに褒める・感謝するほうが圧倒的に効果的です。
例文:
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「できてるよ、すごいね!」
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「ありがとう、助かったよ」
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「一緒にやってくれてうれしいな」
本人の“自信”や“存在意義”を支える声かけが、ケアの質を左右します。
4)「記憶」より「気持ち」が残ることを意識する
認知症が進むと、会話の内容や出来事をすぐに忘れてしまうことがあります。
しかし、そのときに感じた“気持ち”は、記憶よりも長く残ると言われています。
つまり、
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内容を覚えていなくても、「あのとき笑ってくれた」
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「一緒にいて安心できた」
こうした感覚は、本人の安心感につながります。
「言ったか言わないか」より、「どう関わったか」に意識を向けましょう。
5)「ひとりで頑張りすぎない」ことが何より大事
家族がすべてを抱えると、身体も心も疲弊してしまいます。
認知症ケアは長期戦です。息切れしないように、「頼れるところには頼る」ことも重要なケアの一部です。
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地域包括支援センターに相談
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デイサービスやショートステイを活用
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同じ立場の家族とつながれる認知症カフェや家族会に参加
「一人で全部やらなきゃ」ではなく、「みんなで支える」ケアへ。
家族の関わり方が、本人の安心につながる
認知症の家族と過ごす中では、戸惑いや疲れ、不安も当然あると思います。
でも、ちょっとした接し方の工夫や心がけが、大きな安心や笑顔を生むこともまた事実です。
完璧じゃなくて大丈夫。
「気にかけているよ」「あなたはここにいていいんだよ」
そのメッセージこそが、最高のケアになるのです。
4. 認知症ケアでよく使われる専門的な手法
日常的な関わりの中でも取り入れやすい、専門的な認知症ケアの手法がいくつかあります。
これらは介護施設や医療現場で活用されていますが、家族や地域の支援者が使っても効果的です。
以下では、現場でも特に注目されている代表的な方法を4つ紹介します。
1)パーソン・センタード・ケア(Person-Centred Care)
イギリスの心理学者・トム・キットウッドが提唱したケア理念です。
「認知症の人も、1人の人間として尊重されるべき存在である」という考えが根幹にあります。
ポイント:
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「問題行動」とされる行為の背景に“人としての理由”があると捉える
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介護者の都合ではなく、本人の立場や気持ちに寄り添う
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その人の「人生史」や「好み」を理解して支援に活かす
実践例:
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静かな時間を好む方には、にぎやかなレクリエーションではなく落ち着いた環境を
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元農家の方には、植木の水やりや土いじりなど馴染みある作業を用意する
認知症を「失われた能力」ではなく、「今ある力と尊厳」を見つめ直す考え方です。
2)ユマニチュード(Humanitude)
フランス発の認知症ケア技法で、視線・言葉・触れ方・立位保持の4つを柱としています。
「人間らしさ(Humanitude)」を大切にし、信頼関係を築いたうえで介護を行うことを重視します。
4つの基本:
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見る:正面から視線を合わせて、しっかり目を見て伝える
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話す:優しい口調で、丁寧に声をかける(命令口調はNG)
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触れる:突然ではなく、ゆっくりやわらかく触れる
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立つ:できるだけ立位の時間を確保し、尊厳を保つ
実践例:
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お風呂や排泄ケアの前に「今から何をするか」を笑顔で丁寧に説明
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抵抗があるときも、ゆっくりと手を握り「大丈夫ですよ」と安心させる
ユマニチュードは、「人として扱われている」と感じてもらうことに特化したアプローチです。
3)回想法(Reminiscence Therapy)
昔の思い出を語ることで、感情の安定や自尊心の回復を促す心理療法です。
写真、音楽、映像、昔の道具などを用いながら、過去の体験を呼び起こしてもらいます。
期待される効果:
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認知機能の活性化
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不安やイライラの軽減
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会話のきっかけが生まれ、人とのつながりを保ちやすくなる
実践例:
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昭和の歌謡曲を一緒に聴く
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昔の台所道具や農機具を見ながら、「昔はこうだったね」と語り合う
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アルバムを一緒に見て、家族や過去の出来事を話してもらう
自分の歴史を思い出すことで、「私はまだ自分でいられる」という安心感につながります。
4)バリデーション(Validation Therapy)
アメリカの介護専門家ナオミ・ファイルによって考案されたケア技法です。
認知症の方の“現実認識”を否定せず、その人の世界を受け入れるアプローチです。
基本姿勢:
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認知症の方が信じている世界観を「間違い」とせず、心に寄り添う
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感情を“検証(Validate)”することで、不安を落ち着ける
実践例:
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「母が心配だから帰らなきゃ」と訴える場合
→「お母さん大切なんですね」「心配ですよね」と共感しながら、安心できる言葉をかける -
探し物が見つからず怒っているとき
→「なくなると不安になりますよね。一緒に探しましょうか」と寄り添う
バリデーションは「正しさより共感」を優先し、信頼関係を築くベースになります。
ケアの引き出しを増やせば、より良い関係が築ける
これらの手法は、すべてに共通して「本人の気持ちを尊重する」ことを基本にしています。
専門的に聞こえるかもしれませんが、家族や地域の方が日常で取り入れやすいエッセンスがたくさんあります。
まずは「否定せず寄り添う」「思い出を共有する」「丁寧に接する」――
そんな小さな工夫からでも、認知症ケアは確実に変わっていきます。
5. 認知症ケアの現場:どんな施設やサービスがある?
認知症のケアは、家族だけで抱える必要はありません。
介護保険制度を利用すれば、さまざまな施設や在宅サービスを活用して支援を受けることができます。
ここでは、認知症の方やそのご家族がよく利用する主な施設・サービスと、それぞれの特徴をご紹介します。
1)訪問介護(ホームヘルパー)
ご自宅に介護スタッフが訪問し、日常生活の支援を行うサービスです。
食事・入浴・排泄・掃除・買い物代行など、幅広くサポートしてもらえます。
特徴:
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「住み慣れた家で生活を続けたい」方に最適
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身体介護だけでなく、生活援助にも対応
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必要な時間帯だけ来てもらえるので、家族の負担軽減に役立つ
利用の例:
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朝の身支度や着替えをサポート
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一人での入浴が難しいときに見守り・介助
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一緒に買い物に出かけて、社会的刺激を維持
在宅生活を継続するうえで、非常に利用頻度の高いサービスです。
2)デイサービス(通所介護)
日中だけ施設に通い、入浴・食事・レクリエーションなどを受けられるサービスです。
認知症の進行予防や、閉じこもり防止にも効果が期待できます。
特徴:
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家族の「日中だけの介護負担」を大きく軽減
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レクリエーションや体操などで心身の刺激が得られる
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専門職が健康チェックや見守りを行ってくれる安心感
利用の例:
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毎週○曜日だけ通う、といった定期利用
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季節の行事や誕生会など、楽しみができる場
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同年代の人と交流することで、感情の安定が図られる
「家にこもりがち」「昼夜逆転が進んでいる」方に特におすすめです。
3)グループホーム(認知症対応型共同生活介護)
認知症の方が、5〜9人ほどの少人数単位で共同生活を送る住まい型施設です。
家庭的な雰囲気のなかで、できることを活かしながら暮らせるのが特徴です。
特徴:
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家庭的な雰囲気で、落ち着いて過ごせる
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認知症ケアの専門スタッフが常駐
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食事づくりや掃除などを利用者と一緒に行い、「役割」を持てる
利用の例:
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「自宅では一人での生活が心配になってきた」場合の選択肢
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「施設に入るのは嫌だけど、少人数なら安心できる」という方にも
入居には「認知症の診断」「要支援2または要介護1以上」「医師の診断書」が必要です。
4)特別養護老人ホーム(特養)
常時介護が必要な方が、長期間入所できる公的な施設です。
医療・生活支援・看取り介護まで対応しているところもあり、認知症の重度の方にも対応可能です。
特徴:
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24時間体制での介護・生活支援
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認知症対応に熟練した職員が多く配置
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医療ニーズのある方にも対応する体制が整っている
利用の例:
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認知症が進み、在宅での介護が難しくなったとき
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家族の介護負担が限界に近づいたときの「最後の砦」
入居には「要介護3以上」が原則ですが、特例的に要介護1・2でも入れる場合もあります。
5)地域包括支援センター
認知症ケアに関する最初の相談窓口として、各地域に設置されています。
介護保険やサービス利用の手続き、認知症についての情報提供などをしてくれる“身近な公的支援機関”です。
特徴:
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介護保険の申請代行やケアプラン作成の窓口
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認知症について不安があるとき、気軽に相談できる
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地域の医療・介護機関との連携もサポート
何から始めてよいか分からない場合は、まずここに相談しましょう。
6)認知症カフェ・家族会など
認知症の方やその家族、支援者が気軽に集まり交流できる場所として、地域で広がっている取り組みです。
特徴:
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同じ立場の人と情報交換ができる
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専門職(医師・看護師・ケアマネ)に相談できる場もある
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「ひとりじゃない」と感じられることで、家族の精神的負担が軽減される
認知症の人が地域の中で孤立せず過ごせる、居場所づくりの一環です。
必要なサービスを、必要なタイミングで使う
認知症ケアにおいて、「どこで・どんな支援を受けられるか」を知っておくことは、家族の安心にも直結します。
初期は在宅サービスで様子を見ながら、進行に合わせて通所・入所と移行することで、
本人も家族も無理なく生活を続けることが可能になります。
6. 家族の心も大事に。無理しないで相談を
認知症の介護では、「本人を大事にすること」がもちろん大切ですが、
その前に、介護を担う家族自身の心と体が健やかであることが何より重要です。
「がんばりすぎていないか」「自分の感情を押し込めていないか」――
このセクションでは、“家族自身をケアする”視点を見つめていきます。
家族だからこそ抱える、複雑な感情
認知症の介護は、他の病気や障がいとは少し違います。
なぜなら、「昔のように会話ができない」「言葉や行動が理解されない」というつらさがついて回るからです。
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怒ってはいけないと思いつつ、つい強い口調になってしまう
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正面から向き合うのがつらくて、目をそらしてしまう
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「このままずっと続くの?」という不安で夜眠れないことも…
こうした感情は、決して“弱さ”ではなく、ごく自然な反応です。
むしろ、心がすり減っているサインと捉えるべきでしょう。
「つらい」と感じたら、それは“もう頑張っている証拠”です。
介護に「100点満点」はありません
介護に慣れていない方ほど、「ちゃんとやらなきゃ」「失敗できない」と思いがちです。
ですが、認知症介護に正解はなく、完璧な対応は存在しません。
むしろ、試行錯誤しながら「今日はうまくいった」「昨日は少し怒っちゃった」と振り返る、
“揺らぎ”を前提とした関わり方のほうが、長く続けられる介護になります。
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ときには手を抜く
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思い切ってショートステイに預けてみる
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自分の時間を意識的につくる
そうした工夫が、本人にとっても、家族にとっても大切な“持続可能なケア”に繋がっていきます。
「助けて」と言える勇気が、次の一歩に
認知症介護は長丁場です。
最初は「自分たちだけで何とかしよう」と思っても、だんだん限界が近づいてくることがあります。
そんなときに思い出してほしいのが、
**「誰かに相談すること=家族の弱さ」ではなく、「支える力を育てる行動」**だということ。
相談できる場所の一例:
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地域包括支援センター(行政が設置している介護相談窓口)
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かかりつけ医・ケアマネジャー
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認知症の家族会、認知症カフェ
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SNSやLINE相談など、匿名で使えるチャネルも増加中
「家族自身の笑顔」が、最大のケア
認知症ケアにおいて、本人の安心や穏やかな気持ちを引き出すために、
何より大切なのは**「ケアをする側が安定していること」**です。
だからこそ、どうかご自身の体調や気持ちを後回しにせず、
疲れたときは休んでいい、苦しいときは吐き出していい、と自分を許すこともまた、ケアの一部だと考えてください。
“がんばりすぎない認知症ケア”を目指すことが、
本人も家族も、より長く穏やかに過ごせる未来へつながります。