安い老人ホームを探しています。年金暮らしの母に、無理なく入れる老人ホームはありますか?

一人暮らしをしていた母が、最近体調を崩しやすくなり、家の中で転んでしまったこともありました。
これまで何とか自立して過ごしていたのですが、そろそろ一人で暮らすのは限界かもしれないと感じています。

母は年金だけで生活しており、貯金もそれほど多くありません。
私も仕事をしながらのサポートに限界を感じていて、できれば老人ホームのような場所で安心して暮らしてほしいと考えています。

ですが、調べてみると高額な施設ばかりで「うちには無理なのでは…」と途方に暮れています。
年金の範囲内、もしくは家計に負担をかけずに入れるような施設って本当にあるのでしょうか?
どこに相談すればいいのかもわからず、不安ばかりが募っています。


ご相談ありがとうございます。
お母さまのことを想いながら、今できることを探している姿勢、本当に素晴らしいと思います。

「年金だけで入れる施設はあるの?」
「家計に大きな負担をかけたくない…」

そう悩まれる方は、いま全国にたくさんいらっしゃいます。
ですが、ご安心ください。費用を抑えながら、安心して暮らせる施設は確かに存在します。
ここでは、そのために知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. 「特別養護老人ホーム(特養)」は最優先で検討を

公的な施設である特別養護老人ホーム(特養)は、全国どこでも比較的安価に入居できる代表的な選択肢です。

  • 月額費用は約5〜10万円程度(所得に応じて減額あり)

  • 入居金が不要

  • 食事・入浴・介護がすべて含まれている

ただし、「要介護3以上」の認定が必要で、入居待ちが長い地域もあるため、できるだけ早く申し込み・相談をすることが大切です。


2. 「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」も候補に

特養よりは少し費用が高くなりますが、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」は、比較的軽度な要介護の方でも入居可能で、入居金無料・月額10〜15万円前後の施設も多く存在します。

自立に近い方、または見守り程度で安心して暮らしたい方に向いています。


3. 「地方・郊外の施設」や「民間の低価格帯施設」も視野に

実は同じようなサービス内容でも、都市部と地方では費用にかなり差があります。

  • 地方や郊外では月額5〜8万円の施設もあり

  • 「入居一時金ゼロ」など費用負担を軽減できる施設も増加中

「実家に近い」や「親戚が近くに住んでいる」など、少し地域を広げて探してみるだけで、選択肢が大きく広がることもあります。


情報収集は「プロに相談」+「ネットの比較サイト」の併用が効果的

▶ まずは地域包括支援センターへ

お住まいの自治体にある「地域包括支援センター」では、介護相談・施設の紹介・申請のサポートなど無料で相談に乗ってくれます。

▶ 「老人ホーム検索サイト」で条件比較も

予算・地域・介護度などを入力すると、該当する施設を簡単に絞り込めます。


🌸 最後に:あなたの悩みは、一人じゃありません

「自分が背負わなきゃ」と思ってしまう気持ち、よくわかります。
でも、大丈夫。頼っていい制度や人は、ちゃんと用意されています。

施設探しは「情報戦」です。焦らず、一歩ずつ進んでいけば、あなたとお母さまにとってベストな選択がきっと見つかります。