介護タクシーに資格は必要?必要な免許・働き方をわかりやすく解説

 

ご相談者

父の通院のために介護タクシーを利用したことがあり、とても助かりました。
そのときに、「こういう仕事もいいな」と思い、介護タクシーの仕事に興味を持っています。

ただ、普通のタクシーとは違うようなので、どんな資格が必要なのかがよく分かりません。

介護タクシーの仕事に必要な資格や条件について、教えてください。

ご相談ありがとうございます。

高齢化の進展に伴い、通院や外出をサポートする「介護タクシー」の需要は年々高まっています。
ご家族の送迎で利用したことをきっかけに、「仕事として関わってみたい」と興味を持つ方も増えています。

しかし、介護タクシーは一般のタクシーとは異なり、利用者の多くが高齢者や体の不自由な方です。
そのため、

  • どんな資格が必要なのか

  • 普通免許だけで始められるのか

  • 介護の資格は必要なのか

といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、介護タクシーに必要な資格や免許の種類、働き方の違い、未経験から始める方法まで、わかりやすく解説します。
これから介護分野で働きたい方や、新しい仕事を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

介護タクシーに必要な資格一覧

介護タクシーの仕事には、働き方によって必要な資格が異なります。
大きく分けると、

  • 運転に必要な資格

  • 介助に関わる資格

  • 開業する場合に必要な資格・許可

の3つがあります。

ここでは、主な資格を一覧でわかりやすく紹介します。

■ 必須資格① 普通自動車二種免許(普通二種)

介護タクシーで利用者から料金を受け取り、送迎を行う場合は、
普通自動車二種免許(普通二種)が必要です。

二種免許とは、乗客を有料で運送するための免許で、一般のタクシーと同じ扱いになります。

<ポイント>

  • 普通免許取得から3年以上で受験可能

  • 教習所で取得する場合:費用は約20~30万円

  • 取得期間:1~2週間程度(合宿や通学)

※無償の送迎や家族の送迎であれば二種免許は不要ですが、事業として行う場合は必須です。

■ 必須資格② 介護職員初任者研修(推奨・実質必須)

法律上は必須ではありませんが、多くの事業所では、
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)の取得が求められます。

理由は、介護タクシーでは次のような介助が必要になるためです。

  • 車いすの移乗介助

  • 乗降時の身体サポート

  • 病院内の移動介助

安全に対応するため、介護の基礎知識が重要になります。

<取得の目安>

  • 期間:約1~2か月

  • 費用:約5万~10万円

■ 福祉有償運送の場合に必要な資格

NPOや自治体などで行う「福祉有償運送」の場合は、

  • 普通自動車一種免許

  • 福祉有償運送運転者講習

で対応できるケースもあります。

ただし、一般の介護タクシー事業とは制度が異なるため、働き方は限定されます。

■ 開業する場合に必要な資格・条件

個人で介護タクシーを開業する場合は、資格だけでなく許可が必要になります。

主な条件:

  • 普通自動車二種免許

  • 運輸局の事業許可(一般乗用旅客自動車運送事業)

  • 営業所・車両・運行管理体制の確保

開業には準備期間や申請手続きが必要になるため、事前の確認が重要です。

まとめ|働き方によって必要な資格が変わる

介護タクシーに必要な資格は、働き方によって異なります。

働き方 必要な資格
事業所でドライバーとして勤務 普通二種免許+初任者研修が一般的
NPOなどの福祉有償運送 普通免許+講習
個人で開業 普通二種免許+事業許可

介護タクシーは、運転だけでなく介助の知識も求められる仕事です。
そのため、運転資格と介護知識の両方を身につけることが大切です。

バディファミリーの介護保険外サポート

   

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