「母が入院することになりました。高齢の女性にとって“あってよかった”モノは何ですか?」→「入院中にあってよかったもの」10選をご紹介

70代の母が突然入院することになりました。普段から健康に気を使ってはいたものの、今回は長期入院になりそうで心配です。

入院の準備にあたり、特に高齢の女性が入院生活を少しでも快適に過ごすために「これがあってよかった!」というモノがあれば教えてください。
母がリラックスできるよう、また家族がサポートしやすいようなものを中心にアドバイスをいただければと思います。


ご相談ありがとうございます。

高齢の方の入院は身体的にも精神的にも負担が大きく、慣れない病院で過ごすことになるため、ちょっとしたアイテムが生活の質を大きく変えます

多くの高齢女性患者さんと接してきましたが、「これはあって本当に助かった!」というアイテムにはいくつか共通点があります。

これから、高齢女性に特化した「入院中にあってよかったもの」10選をご紹介いたします。

高齢女性の入院生活で「これが本当に役立った!」アイテムベスト10

順位 アイテム 理由・ポイント
1位 前開きパジャマ(2〜3枚) 肩が痛かったり、点滴があると脱ぎ着しやすいものが便利です。お母様に負担をかけずに着替えられます。
2位 軽い羽織物(カーディガンやストール) 冷房が効いている病室で体温調整がしやすい。軽い羽織物があれば、気軽に温度調整できます。
3位 保湿クリーム&リップクリーム 病院は乾燥しがちです。特に高齢者は皮膚が薄く乾燥しやすいので、保湿が大切です。
4位 湿度・温度調整用の小型加湿器 お部屋が乾燥しやすいため、加湿器があると肌や喉の乾燥を防げます。病室に持ち込む場合は、必ず病院に確認してください。
5位 手鏡や軽いメイク道具(色付きリップなど) お見舞い時や気分転換に、軽いメイクをすることで気持ちが明るくなり、食欲も湧きやすくなります。
6位 耳栓&アイマスク 病院は24時間騒音が多く、寝不足になりがち。耳栓やアイマスクで快適に睡眠が取れるようにサポートできます。
7位 携帯電話スタンド ベッド上でのスマホ操作が楽になります。通話や動画鑑賞、オンラインでの面会にも便利です。
8位 リハビリ用の簡単な体操器具(軽いボールやストレッチバンド) 入院中でも体を動かすことで血流が良くなり、リハビリ効果が期待できます。軽い運動を続けるための道具として便利です。
9位 使い捨てのショーツや生理用ナプキン トイレが不便な場合や長時間座れない場合に便利。お母様の体調に合わせて準備しましょう。
10位 大きめのバッグやポーチ(必要なものをまとめて収納) 薬、メモ帳、保険証、ハンカチ、ティッシュなど必要なものを整理しておくと、病室での移動や管理が楽になります。

◆ さらに「これも役立った!」というアイテム

  • ・小さな携帯用加湿スプレー
     →乾燥対策。口腔ケアや肌の潤いを保つために持参しておくと安心です。

  • ・寝間着用のスリッパや履きやすい靴
     →病院のスリッパは固いことが多いため、お母様が履きやすいスリッパを持参しておくと快適です。

  • ・カロリー補給用の栄養ドリンクやおやつ
     →食欲がないときでも、栄養補給ができるアイテムがあると心強いです。小腹がすいたときや退院後に備えて、予め準備しておくと安心です。

  • ・読書や小さなパズル、編み物道具
     →病院で長時間過ごす中、暇を持て余さないようにお気に入りの趣味を持っていくのも効果的です。

◆ 高齢女性の入院で気をつけたいポイント

高齢者の場合、入院中は体力が低下しがちです。特に以下の点に注意しましょう。

  • 医療機器の取り扱い
     高齢者は特に、点滴やカテーテルの取り扱いに注意が必要です。医師や看護師とよく相談し、必要に応じてヘルパーをお願いしましょう。

  • 無理なくできる体調管理
     無理な運動はNGですが、軽いストレッチや足の体操をサポートしてあげると、血行が良くなり回復が早くなります。

  • 身の回りの整理整頓
     病室が乱雑だと、本人も不安に感じます。持ち物が整然と整理されていると、精神的にも落ち着きます。

◆ 手術がある場合の入院生活で「あってよかったアイテム」

手術を受けることが決まっている場合、入院準備は通常の入院とは少し異なります。手術後は体力が大きく消耗し、術後のケアが重要です。特に高齢の方の場合、手術後の回復をサポートするアイテムが必要になります。

以下に、手術後の入院生活で特に「これはあってよかった!」というアイテムをご紹介します。

1. リハビリ用の歩行器や杖

手術後、特に高齢者の方は、歩行の補助が必要になることがあります。リハビリ用の歩行器や杖を持参することで、無理なく体を動かし、早期回復を促進することができます。病院によっては歩行器を貸してくれるところもありますが、慣れ親しんだものを持参する方が安心です。

2. 冷却シートやアイスパッド

手術後は炎症や腫れを抑えるために、冷却シートやアイスパッドが非常に役立ちます。特に関節や筋肉の手術の場合は、冷却による痛みの軽減や腫れの予防が必要不可欠です。持ち運びが便利なタイプを選んで、術後のケアをサポートしましょう。

3. 医師の指示に合った食事サポート用品

手術後の食事は、消化に負担がかからないよう、低脂肪・高タンパクな食事が推奨されることが多いです。特に高齢者の場合は食事量が減りがちなので、栄養補助食品やスムージーを準備しておくと安心です。飲みやすい形態で栄養が摂れるアイテムが回復を助けます。

4. 手術後の体調管理をサポートするスマートウォッチ

術後の経過を見守るため、体温や心拍数をチェックできるスマートウォッチが役立つ場合があります。退院後もお母様の体調をモニタリングできるので、無理なく健康管理ができるのは非常に便利です。

5. 術後の傷口ケア用品(消毒薬やガーゼ)

手術後は傷口のケアが欠かせません。消毒薬やガーゼ、傷口を保護するシートを準備しておくと、傷の感染を防ぎ、早期回復に繋がります。病院によっては指定のケア用品があるかもしれないので、事前に確認しておくとよいでしょう。

6. 柔らかいクッションやサポート枕

手術後の寝たきり状態や寝返りを打つ際に、柔らかいクッションやサポート枕があると、体をサポートし、痛みを軽減することができます。特に腰や背中に負担がかかりやすい高齢者にとって、良い姿勢を保つためのサポートが重要です。

7. 術後専用の医療用ウェア(圧迫ソックスなど)

手術後は血流の改善や浮腫(むくみ)の防止が必要です。圧迫ソックスやサポートストッキングは、手術後の血行を促進し、深部静脈血栓症(DVT)などのリスクを軽減します。特に下肢の手術後や長期入院の場合に有効です。

手術後はリハビリと心身の回復が鍵となりますので、上記のアイテムをうまく活用して、快適に過ごせる環境を整えてあげることが大切です。術後の回復をサポートできるアイテムを事前に準備し、医師や看護師としっかり連携をとりながらケアを進めていきましょう

【まとめ】「あってよかった」で、母も安心!家族のサポートが重要

高齢女性の入院生活は身体的にも精神的にも大変なことが多いですが、ちょっとした工夫やアイテムで快適に過ごすことができます。

「これがあってよかった」と感じるアイテムは、お母様が少しでも楽に過ごせるための心強いサポートです。

大切なのは、家族がしっかりサポートし、必要なモノを準備すること
一緒に準備を進めて、入院生活を少しでも快適にサポートしてあげてくださいね。